技術の進歩は早い。
最新パソコンを買ったつもりでも数年たてば時代遅れとなってしまう。
新型が出るたびに買い替えれば解決するが、それには大金が必要だ。
なによりパソコンが可哀そうである。
ここでは型落ちしたパソコンを快適に長く使い倒す方法を簡潔に紹介したい。
【目次】
1.なぜ古いパソコンは処理が遅いのか?
つまるところパソコンとは機械部品の集まりだ。
処理が早い部品を取り付ければ快適になり、処理が遅い部品を取り付ければ性能が落ちる。
一般的に新しい部品ほど優れている。
また、部品は使っていくうちに損耗する。
このため、時間が経つごとに保有パソコンの性能は落ちていく。
まずはこれらの点を認識してから次へ進んでほしい。
2.パソコンを長く使うために必要なのは一にも二にもまず掃除
個人がパソコンを長く使うために最も必要なのは定期的な掃除。
それもパソコン本体の掃除だけではなく部屋の掃除も心掛けたい。
パソコンは使用中に常に熱を発している。
熱くなると部品が壊れてしまうので、空気を吸って気流を作り外に吐き出している。
機械といえども呼吸しているのだ。
人間と同じで内部にホコリがたまると急激に調子を崩してしまう。
そして自己再生が効かないので一度損耗すれば二度と元の状態には戻らない。
排気口の部分だけでもいいので定期的にホコリをぬぐってあげよう。
3.パーツ交換のススメ
パソコンは機械部品の集まりだ。
なので部品の交換が効く。
古くなったり壊れた部品は取り換えればパソコンとしての寿命は延びる。
掃除が予防医療ならパーツ交換は外科手術だ。
パーツ交換をするには各パーツの役割と形式を知っておく必要がある。
パーツ交換で使う部品を選ぶのは楽しい。
でもハマると深い沼なのでほどほどにしよう。
4.Linux系OSの導入
長くパソコンを使っていると、OSのサポートが終わったり新しいOSにパソコンが対応していなかったりといったことが起こる。
そういうときは基本無料で使えるOSを導入すると幸せになれる。
Linux系のOSは日本語でも情報が多いのでオススメ。
ここまでくると趣味を通り越している気もするが、コマンドを打つたびに息を吹き返し、場合によっては強化する様子を眺めるのも実に風流である。
以上、簡単にパソコンの延命方法を並べてみた。
今後機会があれば、それぞれ詳しく書いていきたいと思う